新刊「デジタル世界の歩き方」〜テクノロジーの主体的な使い手になろう!!

狩野さやかの新刊「デジタル世界の歩き方」がほるぷ出版より出ました。子ども達ひとりひとりがデジタル世界の主人公として、テクノロジーの主体的な使い手となれるように応援する本です。

くわしい書誌情報<→Studio947の本紹介サイト><→ほるぷ出版><→Amazon

「調べる」「つくる」「べんりに使う」「つながる」「楽しむ」の5つのシーンで、「こんなことができるよ」、「すごい力を手に入れられるから責任もうまれるよ」、ということを子どもたちに伝えるとても前向きな内容。小学生をターゲットに幅広い内容を厳選してこの1冊にぎゅっと詰め込みました。(目次と簡単な内容このページの最後に掲載しています。)

各章の導入にはマンガがあり、全ページにイラストがたくさん入った見て楽しめる構成です。いきいきとした魅力的なキャラクター・マンガ部分は徳永明子さん、さまざまなシーンを楽しくイメージできる本文イラストは米村知倫さんです。

子ども×デジタル技術はポジティブなもの!

デジタル機器やテクノロジーは、自分で何かを作り出す力になるワクワクするもので、自分の困りごとを助けてくれるものです。そして、技術を身につけたら周りの人を助けるものや仕組みを作り出すことだってできます。それを子供達に伝えたいと思って構成や内容を考えました。

子どもにとってのデジタル機器は、「○○しちゃダメ」「もうやめなさい」とマイナスの言葉とセットになりがち。デジタル技術はもっともっとポジティブでクリエイティブなものであることを知って欲しいと思って、かつてこのICT toolboxというサイトを始めました。私がさまざまな媒体で教育ICTに関する記事を書いているのも、テクノロジーが子供の育ちや教育にポジティブなものであることを伝えたいと強く思っているからです。この本にはその思いを1冊の中に流れるようにこめています。

自信を持って使ったり、安全について正しく理解するには技術的な背景が大切なので、最初の章ではコンピューター&インターネットってなに? というしくみのお話も。また、デジタルの責任ある使い手としてやっていけないことは、しくみを根拠にダメと伝え、それぞれが自分に判断力をつけて考えなければいけないことも提示しています。親子でも、クラスのみんなでも、考えて欲しいきっかけにしてもらえたらうれしいです。

さっそく反響をいただきました!

さっそく感想を寄せてくださった先生の声を紹介します。

「はじめてデジタル機器を使い出すタイミングでぜひ読むべき内容でした。全国の小学校の図書館に複数冊あるべき本ですし、GIGA端末を使い出す小学校の情報リテラシーの教科書としても、最適な内容でした。真面目に教科書にならないかな…と思っています。GIGA端末を使い始めた小学生の授業を毎週行っている、私としては、その児童全員に持たせたい、そして保護者も一緒に読んでほしい本です。」(青山学院初等部 井村裕先生)

「学校に一冊とかクラスに一冊とかのレベルじゃなくて、一家に一冊あっていいと、いや、あるべきだと思いました。狩野さやかさんの力作。猛烈お勧めです。是非。」(東京学芸大学附属小金井小学校 鈴木秀樹先生)

ICTを積極的に活用し子供達と接している先生方からプラスの反応をいただけたのはとてもうれしいことです。
ぜひ、チェックしてみてください!

くわしい書誌情報<→Studio947の本紹介サイト><→ほるぷ出版><→Amazon

図書館向けの流通と価格設定での販売ですが、ネット書店では普通に購入できます。学校図書館や近隣の図書館へのリクエストもぜひお試しください。

最後に目次と主な見出しを紹介します。内容の参考にご覧ください。

シーン0:デジタル世界ってどんなセカイ?

デジタル世界を形づくるのはコンピューターとインターネット。当たり前に使っているものがどんな仕組みになっているのかを見ていきます。

コンピューターってなにをしているの?
コンピューターはなんでも0と1にする!
インターネットってなに?
情報の通り道はどこにある?
データはどこにあるの? クラウドってなに?
アカウントってなんのためにあるの?

シーン1「調べる」:インターネットには情報がいっぱい?!

インターネットで情報検索するときに見ているのはウェブページ。そのしくみと、情報を正しく読み取る目の付けどころを解説します。

世界中の情報につながっている!
→ウェブページのしくみを知ろう!
→検索サイトを使いこなそう!
→ウェブサイトはここをチェック!
考えよう:「おかしいかも?」と気づくには
考えよう:いろいろな調べ方を組み合わせよう

シーン2「つくる」:デジタル×つくるって楽しい!

デジタル技術でつくれるものはとってもたくさん! ウェブページで公開すれば世界中の人に見せることができます。発信者になる責任についても考えます。

つくる力をパワーアップ!
→つくりたいもの、つくってみよう!
プログラミングでどんなことができる?
考えよう:つくったら発信しよう!でも……
考えよう:こんなときどうする?

シーン3「べんりに使う」:これひとつで、できることいっぱい

デジタル技術は生活や学習を便利にするだけでなく、自分が苦手なことを助けてくれる力になります。社会の困りごとを解決している例も。

学びにも、生活にも使い方は自分しだい!
→学ぶ力をパワーアップ!
→「こまった!」を助けてもらおう
→社会をかえるデジタル技術
→AIとわたしたちのくらし
考えよう:なにを使うかは自分で選ぼう!

シーン4「つながる」:デジタルでつながる・広がるセカイ!

知っている人との連絡からデジタルでコミュニケーションする練習をするのがおすすめ。知らない人とつながるSNSはどんな世界いなのかも紹介します。

デジタル世界のコミュニケーション
→「つながり」をイメージしよう
→SNSってどんなもの?
→「見えない」からこそ、気をつけよう!
→まわりの反応が気になるなら……
→自分の情報は自分で守ろう
→こんなときどうする?
考えよう:ネットいじめ
考えよう:デジタルならではの犯罪

シーン5「楽しむ」:くふうしながら楽しもう!

楽しい遊びもいっぱい広がるデジタル世界。作っている側の視点で見たりお金のしくみに気付いたりして、どうやったらバランスよく楽しめるかを考えるきっかけにします。

デジタルで楽しめることたくさん!
→やめられないようにできている!
→ゲームで友だちとつながるときは
→「対象年齢」と「設定」に注目!
考えよう:それ、お金がかかってる!

狩野 さやか

株式会社Studio947のライター、ウェブデザイナー。技術書籍の他、学校のICT活用やプログラミング教育に関する記事を多数執筆している。著書に「デジタル世界の歩き方」(ほるぷ出版)、「ひらめき!プログラミングワールド」(小学館)、「見た目にこだわるJimdo入門」(技術評論社)ほか。翻訳・解説に「お話でわかるプログラミング」シリーズ(ほるぷ出版)。

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1件の返信

  1. 2024-02-04

    […] 新刊「デジタル世界の歩き方」(狩野さやか著/ほるぷ出版)には、インターネット上のウェブ検索についてウェブページの情報の見方や捉え方についても、子供にわかりやすい表現 […]

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