Swift Playgroundsが日本語化!Appleのクオリティの高いプログラミング学習ツール


Apppleのプログラミング学習ツール、Swift Playgroundsが、3月21日ついに日本語に対応しました。(日本語、簡体字中国語、フランス語、ドイツ語、スペイン語版が同時追加。)ICT toolboxではすでに英語版の使用レポートも公開して動画などものせていますので、基本情報はぜひこちらもチェックしてみてください。

あえてコードを見せるタイプの学習ツール

Swift Playgroundsは、iOSのアプリを作るのに使われるSwiftというプログラミング言語をそのまま体験しながら初歩のプログラミングコンセプトを学べるiPad用のツールです。かわいいキャラクターをナビゲートするためにリアルなコードをタップだけの簡単作業で作らせる画期的なツールで、他にここまで洗練された同じようなアプリケーションはありません。

Swift Playgroundsが日本語化!Appleのクオリティの高いプログラミング学習ツール

Swift Playgroundsを使ってみた実感からコンセプトをまとめるとこうなります。
・コードは本物を作るよ!
・コードは本物をちゃんと見てね!
・論理思考は徹底的にビジュアルでいくよ!
・作業はタップ中心だから簡単!文字タイプは最小限で。

こうして、プログラミングの考え方やアルゴリズムをいつの間にかリアルなコードで体験できてしまうようにできています。これは、Scratch(スクラッチ)などの子ども向けビジュアルプログラミング言語系とは全く違うコンセプトです。

問題もとてもよく練られているので、簡単なところから徐々にステップアップしていき、そのうち簡単なアルゴリズムを考えるのに、大人でもちょっと考え込むようなシーンも出てきます。

日本語圏の子どもに日本語化はありがたい!

そのかわり、設問の問題文をきっちっと読まないと進められないのがポイントです。英語版のみの時は親が日本語を読んであげる必要がありました。それが問題文もメニューや指示系統も完全日本語化されたので、子どもが自分で読んで進めることもできます。

Swift Playgroundsが日本語化!Appleのクオリティの高いプログラミング学習ツール

漢字が読めないとひとりで進めるのは難しいですが、きれいな日本語でちゃんとわかる文章に翻訳されているので、英語版だけで乗り切るよりははるかに簡単です。

コードは英語じゃなくて「コード」なのだということを知る!

そして、当たり前ですが、コードは当然英語…………というより、「コードはコード」なので、そのまま「コード」です。そこが、ダイレクトに本物のコードに触れさせるコンセプトでもあるので、日本語化するわけがありません。

ここは、日本語圏の子どもだからといってあまり心配することはありません。
コードは書かせるのではなく、候補からタップで選ぶようになっているので、単語のかたまりや文字の形で認識できます。英語が読める読めないに関係なく、対照表のようなものがあれば、十分対応可能です。アルファベットがある程度わかれば、「大きいLが入っているやつ」「大きいFが見えるやつ」などとサポートしてあげてもいいでしょう。

問題文にはたいてい、どのコードがどんな役割かが書かれているので、見比べれば取り組めるでしょう。少なくとも大人のサポートをかなり減らすことができます。

今後の活用に期待大!

日本語化されたことで、今後日本の教育現場で使う壁もうんと低くなりました。アルファベット慣れしていて、読めない漢字に拒絶反応を起こさないという点では、小学校だと中学年〜高学年向けですが、プログラミングというものを正面から理解するには一番おすすめのツールです。アプリの説明では12歳からと書かれています。

コースも一気に増えて、期待が高まります。英語版の時にやっていたコースがそのまま日本語化されるわけではないようでそれは英語のままなので、今までも使っていた方は、新たに日本語のコースを追加してみてください。プログラミングの初歩から学べる「レッスン」とは別に、「チャレンジ」という、作品を作ることを目的にしたコーナーもあります。作例のアレンジや、より自由度高く作品作りに挑戦することもできるわけです。

Swift Playgroundsが日本語化!Appleのクオリティの高いプログラミング学習ツール

こんな風に、プロローグ的な章の頭の説明も日本語化されていますから、楽しく進められます。

Swift Playgroundsが日本語化!Appleのクオリティの高いプログラミング学習ツール

iPadで無料でダウンロードしてすぐにでも使えますから、ぜひ、試してみてはいかがでしょうか?

【関連記事2016-09】
ついにリリースされたSwift Playgroundsを使ってみた!!〜Appleの子ども向けプログラミング教材
【関連記事2017-06】
Swift Playgroundsが1.5で大進化!〜LEGOのロボットをAppleのSwiftで動かすとは!


狩野 さやか

株式会社Studio947のデザイナー、ライター。ウェブやアプリのデザインを中心に制作全般担当。「ICT toolbox」運営責任として、特に家庭や学校現場でのアイディアや取り組みに注目している。子育て分野では他メディアにコラムを寄稿し、「patomato-ふたりは同時に親になる」を主宰してワークショップ等を行っている。

You may also like...

1 Response

  1. 2017-06-02

    […] です(→詳しくは過去の紹介記事で)。 […]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です